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2012年11月10日 (土)

自然

小難しいことはひととおりおとといで一段落書き終えた気がしたので、少し気楽なブログをと思っていましたが、またいろいろ考えてしまいました。

昨日、コーチングスクールでの授業を受けて、しんどくなってしまい、胃薬を飲んじゃったほどでした。授業の内容は「自然体」についてでした。そのテキストにはボクがここのブログで書いた記事(2012年7月11日ブログ記事「自然体」)が使われていました。このことは前もって連絡をいただいていたので、ボクとしては光栄で恐縮するほどうれしい限りでした。それを授業で生徒として参加するのは初めてだったので、正直かなりワクワクしていたんですが、なぜか途中から、苦しくなってきてしまいました。まるで、裁判で被告人席にいるような気分になってしまいました。

まあ、なぜかというと、たぶん、「自然体」のことについてどういう感覚かを話すというより、なぜマイノリティがそこまで苦しいのかに話の焦点が集まってしまったせいだと思います。そこは、ボクはどんなに説明が面倒くさくなっても平気な立場を取っていたし、実際苦しくならないと思っていたので、まだ苦しい自分がいることにも驚きました。それに、そこをどう咀嚼していこうかということに自分の意識が集中してしまったので、「自然体」を味わったり語ったりすることができなかったせいだと認識しています。

泣けそうになるくらい苦しくなりました。ただ、その苦しみはすでに癒していると思っているので、ある程度苦しみも心地よい感じはあって、辛かったと言うとそうでもないです。昔、それで苦しんだなぁ、というその苦しみが蘇ってこみあげてしまったというのが適当な表現かもしれません。その苦しみに「差別をされた」とか「はじかれた」というような感覚はないのです。「苦しい」ということ自体、まだまだなのかもしれないし、それで大丈夫なのか、という見られ方をされても仕方がないと思います。でも、この苦しみはボクがマイノリティである以上、ずっと感じ続けるのだと思うので、苦しくても辛くなければ、それでいいのかな、と思います。この感情をまた味わって、今のボクはそういう状態なんだと思うし、「自然体」のブログ記事を書いた時よりもさらに進歩しているようには感じました。

でも、こうしてこのことを書いている今でも「苦しくて辛くはなかった」というのが、わかってもらいにくい感じはしていて、人によって「苦しみ」や「辛さ」の言葉の定義は違っていて、「苦しい」方が大変な人もいれば、「辛い」方が大変な方もいます。

ボクは昨日、口数が少なくなってしまったことで、周りに心配をかけたし、そんなに凹んでいたわけではないので、もっと冷静でいるべきだったかもしれないです。でも、苦しかったのを正直に伝えたいと思ったし、むしろもっと感情露わにして号泣して喋ればもっと伝わったかもしれません。でも、今のボクは、その反応がもっとも自然だったんだと思います。

昨日は「自然体」を学ぶ日でした。「自然」という言葉があって、はじめて「不自然」という言葉ができたんだと思いますが、今のボクにとって「自然体」とは「不自然」さを感じていない状態、というのがとてもしっくり来る気がしてきました。

昔のボクは、男女間の恋愛が100%自然で、恋愛の場面においては、やはりボクらマイノリティは不自然だと思っていました。今の社会ではまだこの構図が成り立っていると思います。でも、ボクの中ではボクが男に対してしか恋愛対象にできないことはいたって自然なことなわけです。だから、先々週あたりから、自分が不自然だと思うのをやめました。つまり、男女間の恋愛が100%自然だと認めながらも、自分も自然であって不自然ではない、ということにしたんです。

ただ昨日は、それをまだ不自然だと思っていたころの息苦しさがリアルに蘇ってしまったというだけなんですよね。苦しくなったのも「自然体」で臨んだ授業だったからということなんだと思います。

社会において、人が何の悪気もなく、いたって普通のこととして話をする場面で、マイノリティはこういう感覚にいつ陥ってもおかしくないわけです。誰もボクのことを裁いていないのに被告人席にいるような、曝し者になっている気分になった…これは、どういうことなのか、またしっかり取り組みたいと思います。そして、苦しむことはボクは怖れていないけれども、こうなる感じをしっかり味わって、マイノリティのパイオニアとしての活動に生かしたいと思います。

すごくいい勉強をした気がしたゆうべでした。

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コメント

お久しぶりです!
ごめんなさい、豆腐さんの言うマイノリティ、ほんとは、わかりません。
でも、一生懸命なのは、わかります。
何かに、熱くなれることは、素敵だとおもいます!
めちゃ浅いコメントで、すみません。
なんか、辛かったタイミングで、ポチしてくれたから、つい来ました。

penたもまみさん、ばんは♪
コメントありがとうございます。

たぶん、たもまみさんなら、そのうちわかると思います。
もうすでにたもまみさんが抱いている感情について、小難しく書いているだけですから。
少数派の生き苦しさを伝えているだけなので、まあ、できれば、このまま読み続けてください。
そして、理解不能なときは読み流してください。
いつもありがとう。

はい!また来ますね!
おもて(ここがうらでは、ありませんが)でも、他愛の無い、お話しませんか?
あいさつていどでも!!どう?

penたもまみさん、ばんは♪
コメントありがとうございます。

時間が合えばよろしくお願いします。
いつもありがとう。

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