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2013年1月 6日 (日)

愛情

もう大丈夫と言いながらなかなかブログが更新できないのは、まだ自己開示に関して少し怖さがあったからだと思います。年末に家族へ退職の旨が伝えられないと書いたことは、今年に入って4日にクリアしました。ご心配おかけしました。

一応報告すると、姉のひとりは「残念です。分かりました」と言って、怒りが爆発しないうちに電話を切られた感じです。もうひとりの姉は「決めたからには失敗は許さんよ」と言ってくれました。そして、「何かあったらちゃんと連絡してね」と。理解と応援は求めずにちゃんと伝えることだけが目標だったので、なんとかひとりは理解まで得られたことが想定以上の結果という感じでした。

転職を決意した人たちは、家族に伝えることはみんな乗り越えていることだし、公務員という好条件から独立・起業は余計に家族を不安にさせますね。しかも、ここを努力して実績と自信をつけていく作業をずっと見続けていた人たちならともかく、突然告白されたわけだから、ボクの場合はなおさらだったと思います。そんなことも乗り越えられずにダメージ受けているようでは、起業なんて大丈夫かと多くの方々が思ったことと思います。

ボクのダメージはそんなところではなく、去年のゲイをカミングアウトすら本当には理解されていなかったことが、相当なダメージでした。というのは、ボクが同性愛者でも堂々と隠れずに自分に正直に生きていこうと決めたのは、このカミングアウトが唯一の成功体験だったからです。50年間ずっとできずにいたことをクリアして初めて自分の正直な気持ちを自己開示しながら生きていくことを決められたわけです。去年のカミングアウトも含めて遡って否定をされるということは、ダメージでした。しかも姉にとってボクが世間に公表できない「恥ずかしい存在」だったことが受け止めきれずにいました。そして、自分の気持ちに正直になることは人に心配の種しか植え付けないこと。これを押し通してまで貫いていくことは単なるわがままのように感じていました。

そこをどうして乗り越えられたかというと、結局は自分を信じることにしたからです。自分は間違っていない当然の選択をしただけで、それをどう受け止めていくかは姉の問題だということに割り切ったからだと思います。とはいえ、姉にとって何のメリットもないこのふたつの自己開示はやっぱり自分勝手な気もしていました。姉の心配を取り外すには、早くボクがこの選択でもそこそこ生活できる程度の安定した収入を得、しかも幸せに見えるようになることだと思いました。今は心配にしかならなくても、いつか心配をしなくて済む状態になる、そしてボクが「恥ずかしい存在」でなくなることだと思いました。いびつだった50年間と違う生き方をどうしても選びたいボクには、こういう選択しか今のところ見つかりません。この気持ちをさらに強固に焼き付けることで、なんとか払拭できて、姉に宣言をすることができるところまでなりました。

姉の心配は、ボクへの愛情だと思います。愛情の表現がボクへの理解や応援という形でなく心配という形でボクに向けられたんだと思います。それをわかればわかるほど、ボクにはダメージになっていきました。「愛」っていまボクが感じているいちばん尊いものだと思っています。こっ恥ずかしいのであんまり言わないけれど、実はそう思っています。でも、愛情って暴力という形でしか表現できない人もいるし、その表現はどんなものでもいいとは思っていません。それは理解しようとする姿勢だったり、気持ちを尊重することだったり、思いやりの方向に向くと、相互に拒絶感なく受け止められたり受け入れられたりするんじゃないかと思っています。ボクは今回、姉に愛されていることを受け止め、なるべく早く姉の心配を減らしていってあげることで、ボクの決心を正当化しようとしたのかもしれません。今はそれでいいと思いました。

セクシュアルマイノリティの人たちが苦しんでいることを自己開示できないで苦しいのは、自分自身がその事実を受け止められなかったり罪悪感を持ったりコンプレックスになったりするからだと思います。だけど、本人だけの問題ではなく、自己開示しようとする相手から理解されない苦しみだったり、拒絶される恐怖だったり、憐憫される屈辱だったりする場合もあります。そこでそれを乗り越える相当な努力よりも、隠れて隠して生きていく道を選んでしまうんだと思います。それをせめて当事者の近しい人たちは多少理解してあげたい姿勢を持って欲しいと思うのはわがままなんでしょうか。異性愛者の方は普通であるというだけで、そこを無視していってもいいんでしょうか。

ボクは自分の今回の経験を経て、再びそこに立ち返ってしまいました。結局ここに戻ってきます。それでもボクはやっとこの境地に来れた気がします。まだ退職して起業して、さらに豊かな生活を整えてからでないと説得力はありませんが、今は自分を信じ信頼し結果を作っていく、それだけだな、と感じます。

これから、公務員最後の3ヶ月、しかも繁忙期を迎えます。少し発信の頻度が減るかもしれませんが、理解あるみなさんは温かく見守っていただけると、非常に嬉しいです。力になります。よろしくお願いします。

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