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2013年2月 6日 (水)

如月考

インフルエンザ、すごいのでみんな気をつけてくださいね。

さて、いろいろな人と深い話をしていくときにどうしても平行線な不毛なやりとりになっていくことの構図が少し見えてきました。

ボクは自分の体験や生き苦しさを伝えることで、マイノリティの、特にセクシュアルマイノリティの人たちの苦しさが伝わったらいいな、と思ってブログを書いたり、SNSにつぶやいたりしています。そこで伝わるのは大抵いつも、ボクが苦しかったこと。そこでみんなは、ボクに対してその苦しさを解決してくれようとしたり、ボクに癒しを与えようとしてくれたり、ボクの気持ちをわかってくれようとしたりしてくれます。そのとき、ボクはそれをすごく嬉しいと思うんだけど、ボク自身はボクが勝手に自分の問題として自分で乗り越えようとしています。そこで誰かに相談することで、自分の咀嚼の手を借りようとはあまり思っていません。でも、その気持ちを嬉しくて受け止めようとします。むしろ、ボクはある程度は自分の力で乗り越えられた方がいいな、と思っていて助言を求める感じにはなっていないんですね。伝えたいのは、多くのセクシュアルマイノリティの人たちがボクの過去と同じように今現在苦しんでいるので、その世間や社会の状態を知ってほしいと思っているところです。

ほかのセクシュアルマイノリティの人たちの苦しんでいるところに社会の目を向けさせたくて、ボクは自分の苦しかった過去や今乗り越えようとしていることを赤裸々に吐き出しています。でも、周りの人たちはボクを助けようとかボクの力になろうとか思ってしまうように感じています。もちろんそれはものすごく嬉しいことだしそこに愛情を感じるのだけれど、その気持ちをボクではなくて、ほかのセクシュアルマイノリティの人たちに向けてあげてほしいとボクは感じてしまうんだと思います。

ボク自身は自分でなんとかするから大丈夫と思っているんだけど、周りの人たちは豆腐さん自身がまだ苦しんでいるからなんとかしたいと思ってしまってないかな。でも、ボクはブログやSNSで直接叫ぶように自分の体験を表現するから、当然周りの人たちはそう思ってしまいますよね。

ボクはそろそろ自分の体験でなく、「セクシュアルマイノリティの人たちは、こういう場面で苦しくなってしまうもんなんですよね」というような表現に変えていく必要があるんだと思いました。

よく、前から、「豆腐さんはそのままで人として素晴らしいからゲイであるとか関係ない」と言ってくれる時に、それはすごく嬉しいんだけど、そうではなくて、「ゲイであるボクをまるごと受け止めて欲しい、ゲイである部分を無視しないで」というようなことを書いてきました。きっと、これはボクの問題ではなくて、性の多様性を受け止められていない社会の問題だと、「ボクが」捉えているんだと思います。ボクのことを心配する余裕があったら、社会の問題に目を向けて欲しい、と「ボクが」思っているんだと思います。それがしたくて「マイノリティのパイオニア」とか言っているんだと思います。社会を簡単に変えられるなんてかけらも思っていないし、ボクがその役目を持っているだなんて毛頭思っていません。ただ、ボクには開示できる体験があると思うからしゃべっているんだと思います。

自分の体験を通して伝えると、周りに「ボク」の苦しみとして映ってしまうんだと思いました。ボクがまだまだだからこうなってしまうのかもしれません。それは何か問題が起こったり課題が出てきた時に、取り組みたいと思います。もちろん、ボクが自分独りで乗り越えられずに、普通に自分の解決を誰かに相談していくことはあると思います。その時は、聞ける方はぜひ寄り添って欲しいと思います。ボクのことを心配するな、迷惑だ、などと思っているわけではないですよ。心配はありがたくて仕方ないです。ただ、今ボクがいろいろ発信していることは、おそらくセクシュアルマイノリティを取り巻く環境を、その渦中にいる当事者として赤裸々に晒しているだけのような気がします。

もし、そういう感じを受け止められる方がいたら、そこはそう思ってくれるとものすごく嬉しいな、と思って今日はあえて書いてみました。自分のなかでの整理もここに残しておきたかったし。どうしても、なかなか伝わらないことは結構実感しています。きっと、これからもこの姿勢を変えずに発信していくと思います。みっともないと思われても構いません。それより、伝えたいメッセージがボクの中にあるのだな、となんとなくわかってきました。みんなにすべて理解して欲しいという気持ちではなく、ひとりでも伝わったらいいな、という程度です。

うつをなんとしても脱却したくてタッキー☆にアクセスしたのが3年前の2月でした。「マイノリティのパイオニア」といういまいちわけのわからない言葉が突然降ってきたのもおととしの2月でした。起業を決めて本格的に動き出すのも来年の2月と決めています。2月は何か変化していこうと大きく動き出す月のような気がします。今年の2月がどんな節目になっていくのか、まだわかりません。なんだか、ひとついろいろな出来事の整理が今日できた気がしました。

あるクライアントさんからの要望のこと、先日会ってお話させてもらったなべちゃんのこと、今月で一区切り付ける無料での活動のこと、最後の本業への思いのこと、退職に向けてのこと、、山積みにされた読みたい本や観たい映画や聴きたい音楽の数々のこと、興味持っていること、いろいろ書きたいことが山のようにありますが、なかなかじっくり書けないので、しばらくは最後の公務員生活にペースを合わせ、モチベーションをあげていきたいところです。気長に次の更新をお待ち頂けたら嬉しいです。

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コメント

お久しぶりです
ぜんぜん「如月考」へのコメントにはならないのですが・・

私は私の都合のいいように解釈して
blog読ませてもらってます。毎度のことですね・・(笑)

豆腐さんの世界は、私の現実生活にはすこしも接点が
ありません。
が、ここへ来て長~い(笑)豆腐さんの文面を見るのが
なぜか、楽しみ^^)

最後のおつとめがんばってください。
次回更新まってま~す

豆腐さんこそインフルエンザ等気をつけて!

penたもまみさん、こんばんは♪
コメントありがとうございます。

いい読み方してくれていてありがたく感じています。
今日のブログを自分で読み返してみて、認めたくないけれど、ボクの中に、
「逆境を乗り越えたボクのことをもっともっと評価して欲しい気持ち」
があるのかもしれないな、ということに今気づきました。ま、それはそれで仕方ないか。 つまらん人間だな、おいら。
って思いました。でもそれを認めてまたずいぶんと楽になりましたよ。
いつもありがとう。

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